
風に揺れるオリーブ
風に揺れるオリーブ
瀬戸内海の東部、小豆島の西3.7kmに位置しています。地図で見ると小豆島と直島の中間にあります。
水が不足がちな瀬戸内海の島々の中ではめずらしく水が豊富なことから、豊かな島・豊島と名付けられたとも言われています。水産業だけでなく、古来から稲作も盛んで、現在でも島のあちこちに田んぼが見られます。
岡山県玉野市の宇野、香川県の高松、小豆島の土庄に船で行けることから、孤立した離島というイメージはありません。適当に喧騒から離れ、適当に都市部に行けるというよいとこ取りの生活ができます。
●2010年、2013年、2016年に瀬戸内国際芸術祭が開催され、島内に美術館ができ作品も設置され、島外から観光客が来るようになっています。現代アートを核にした様々なイベントも実施されています。
●豊かな島というだけあり、島外に出荷する量はありませんが、海と山の幸に恵まれています。多くのお年寄りが家庭菜園を楽しんでいます。
●10月の秋祭りなど冬期間以外は毎月のように行事があり、島の人たちは意外なほど忙しいです。
香川県の島ですが、島の北側から岡山県の陸地が見えます。視力の良い人では車が走っているのが見えるそうです。
●岡山県宇野港から小豆島へ行く1日8便のフェリーと高速船が出ています。このフェリーと高速船が途中豊島の家浦港と唐櫃港に寄港します。豊島の家浦港から宇野港までフェリーで40分・高速船で25分、小豆島の土庄港まで50分です。料金はどちらも770円です。
●香川県高松市から豊島・家浦港まで高速船があります。1日3~5便で、時間は約35分、料金は1,330円です(直島経由便も有)。
●その他直島や犬島便、高松間のフェリーなどがあります。
●インターネット・・・光ファイバによる情報通信基盤が整備されています。
●携帯電話・・・NTTDoCoMoとauが使えます。ソフトバンクもかろうじて使えますが、まだ整備が進んでいないようです。
民宿3軒、民泊が9軒あります。この他にリゾートホテルが1軒あります。
民泊は素泊まり3500円からで、各民泊ごとに体験プログラムを用意していますので、移住などをお考えの方は民泊に泊まりながらいろいろと調べてみてはいかがでしょうか。
食事処は、レストランやカフェか何軒がありますが、いずれも営業日や営業時間が限られていますので、来島者は注意が必要です。
少子高齢化の典型的な島です。離島ではあるけれども、県庁所在地の高松にも直行便で35分で行けるなど、とんでもなく不便ということはありません。お年寄りも近隣の町のスーパーマーケットにフェリーに乗って買い出しに行っています。3000円以上買うと無料で送ってくれるので買物は楽ですよ。
医療面が弱く心配がありますが、手遅れで亡くなったというようなことはありません。
住宅探しは一苦労かもしれません。高齢化のため、家を新築するということがないので、年々家屋は老朽化する一方です。空き家はあるのですが貸家がなく、貸家をコントロールする機関もないので、家を借りるには口コミと地域の世話人が頼りです。
破壊された国立公園を市民の手で国立公園にふさわしい状態にするというおそらく日本で初めての活動を行っています。活動には、企業や大学など多くのみなさんが参加しています。
相談員区分: | ![]() ![]() ![]() |
相談分野: | ![]() ![]() ![]() ![]() |
※島活相談員がくるブースには、相談の分野により下記アイコンがついています
|