
出羽島の伝統的な町並み
【島名】出羽島(てばじま)
【所在地】徳島県海部郡牟岐町牟岐浦出羽島
【面積】0.65㎢
【周囲】4㎞
【人口】95人(H28.4.1住民基本台帳)
・出羽島は牟岐川河口の南約4㎞の太平洋上に位置する離島で,集落地を除く全域が室戸阿南海岸国定公園に指定されています。
・国指定天然記念物「出羽島大池のシラタマモ自生地」に自生するシラタマモをはじめとする稀少植物やハイビスカスやハマユウ等の亜熱帯植物が生育するなど豊かな自然環境が残されています。
・地形は台地状をなし,島の面積の約77%,50ヘクタールを林野が占めており,耕地はほとんどありません。島の北部,本土に面して出羽島漁港があり,島の周辺の平地に人家が馬蹄形に密集して集落を形成しています。
・気候は極めて温暖で,冬期においても積雪はおろか降霜さえほとんど見ることがありません。
①シラタマモ
1億4千年前に繁殖した植物で,日本では,出羽島の大池に国内で「唯一」自生している世界的にも希少な藻類です。
「出羽島大池のシラタマモ自生地」は国の天然記念物にも指定されています。
②野口雨情の歌碑
「七つの子」「赤い靴」で知られる童謡詩人「野口雨情」が出羽島を訪れ,歌碑を残しています。
野口雨情が作詞した「牟岐みなと節」の一節が彫られています。
③出羽島の家並み
出羽島の民家の特徴として「ミセ造り(蔀張(ぶちょう)造り)があります。ミセ造りは,上下に拓く戸板が庇と縁台の役目をする独特の住宅様式です。
全国でもこの出羽島をはじめとする四国東南部だけのつくりで,建築学的にも稀少価値があり貴重な遺産です。
羽田空港~徳島阿波おどり空港 飛行機 1時間10分
徳島阿波おどり空港~JR徳島駅 バス 30分
JR徳島駅~JR牟岐駅(JR牟岐線)汽車(特急)70分 1,460円 特急料金1,180円
JR牟岐駅から牟岐港 徒歩8分
牟岐港~出羽島港 連絡船15分 片道220円 1日6便
・電話は,全域が普通加入区域であり,携帯電話の通話環境も良好で,防災行政無線も設置されています。
・情報通信基盤については,平成21年度に牟岐町全域で光ファイバー網を整備し,光インターネットの利用が可能となっています。
・ゲストハウスが1軒営業しています。「出羽島ゲストハウス シャンティシャンティ」
・素泊まりの民宿が1軒営業しています。「民宿まるわ」(素泊まりのみ)
民家を改装してあり,キッチンや冷蔵庫を自由に使うことができるため,食材を持ち込んで料理することができます。
1999年に大阪府からこの出羽島に移住して来ました。
以前からこの島には知人が住んでいたということもあり,自然やマリンスポーツが大好きだった僕はこの島に何度も遊びに来ていたんですよね。
もともと壮大な自然と綺麗な海のある徳島県の南部地域に引っ越しを考えていたんですが,知人が家を手放すというのでこの島への移住を決意しました。
移住してきた当時は漁師やダイビングガイド,潜水士など,海にまつわる仕事をしていたんですが,過疎化の進む島に対して直接的に力になれることはないかと考えていた2011年,出羽島アート展をきっかけに観光客が多く島を訪れるようになったんですよね。
漁業が一大産業だったこの島の新たな産業“観光”の可能性を強く感じた僕は,島の良さをもっと色んな人に知ってほしいという思いから,ゲストハウス”シャンティシャンティ”の経営をはじめました。
このゲストハウスを通して島の外の人,島に住んでいる人,両方の人たちが融合してできるコミュニティや活動,両者の気持ちを解る僕がパイプ役になって島の活性化に繋げていければいいなと思っています。
島マルシェにて出羽島の特産品等の販売をしています。
ぜひ出羽島ブースにお立ち寄りください。
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※島活相談員がくるブースには、相談の分野により下記アイコンがついています
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